【フィリピンのクリスマス】
- 2019.12.24
- 文化の違い

【クリスマス】期間
フィリピンでのクリスマスシーズンは9月頃から始まる。
あくまでも始まりがである…
jeeからは『berが付く月からクリスマス始まるよ』と聞いていて、最初はなんのことやらだったが、後々になりなる『ほどなぁ』になった。
September
October
November
December...
クリスマスは当日が過ぎてもまだ終わらなく余韻を残しながら、年越を越して2月のバレンタインまでは続く感じかな。
そう、1年の半分はクリスマス期間なのである。
11月も中頃に差し掛かると?パティー期間に突入しとなり、パリピなピリピン人の血が騒ぎ出す。
このクリスマス期間中に様々なイベント等も重なったりしバースデイパティーやハロウィンパティー、11月1日の『All Saint’s Day』(日本のお盆にあたる日で家族が大集合する) などもある。
【All Saint’s Day】家族の大切さ
11月1日の”All Saints day”(諸聖人の日)と2日の”All Souls day”(死者の日)で、この日はこぞってお墓参りをする日である。墓参りといっても日本の様に粛々と行うものではなく。お墓の周辺には出店なんかも出て一日中ピクニックでもする様な感じで過ごす一種のお祭りである。
人々によって過ごし方は様々だがお墓を掃除にしたり補修したり、お墓の側にテントを立てて家族で団欒したり食べ物を持ち寄って食べたり、子供がお墓の上を走り回って遊んだりとお墓で泊まり一晩を明かす人々もいる。
この行事は既に亡くなった人たちや家族と楽しく過ごすことが大事という教えだと言う。
クリスマスもそうだがフィリピン人にとっては恋人と過ごす事より、イベント事は家族と一緒に過ごすことが1番重要な時間となる。
『そんなの不謹慎だ』とか感じる方もいるかも知れないが、思い出せば日本にも同じ様なことがある…それは盆踊りである。
本来、盆踊りは「死者を供養するための行事である」
日本にも楽しく供養する素晴らしい習慣があった。
夏の楽しいお祭りで浴衣着て踊って、屋台があって、子供達が走り回って、盆踊りの楽しい部分だけ味わっていたが、盆踊り本来の意味「死者の供養」の重要性を子供達に正確に伝えないといけないと感じる。
フィリピンではこのようなイベントで家族の大切を子供の頃から自然と学び育って行くからこそ家族の繋がりを重んじることが出来るんだと思うな。
【クリスマス】おねだり
12月になりクリスマスが近づくと更にパーティの何回も増えらあちらこちらでパーティ風景やダンスシーン、レンチョンバブイ(子豚の丸焼き)の写真がアップされる。
まさにパリピな奴らである。
まだ写真や動画の送り付けだけならいいが…それだけではなく家族からのプレゼントおねだりがハンパないクレクレ攻撃を鶴翼の陣を形成し攻め立てられる…
まず、家族個々から連絡があり『ママは〇〇が欲しいって』さもママが欲しがっている様な口振りで義妹や姪っ子から連絡がある。もちろんjeeも違う事を言う…まさに『三者三様』である。
みんな違う事を言いたい放題でママだけで数種類のプレゼント希望になり収集がつかなくなる。
そう、ママが欲しい物を聞いたわけではなく、自分あげたい物をアピールしているのである。
全部をコールアンドレスポンスをしたら大変であるため、心を鬼にしながら無視を貫き通し一品だけチョイスしクリスマスプレゼントを決める。
クリスマスに帰省できれば現物支給となるが帰れない場合はもちろん『オカニ』となるので、プレゼントの値段と重要性を現物支給時以上にプレゼンしてくる。
そんなのクリスマス
今年ももうすぐ終わる…
( ´ー`)フゥー...
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